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トランスメディア提供アイコン01 ふれあいトーク~低コスト発電設備実証事業

テーマ : 豊かな生活を支える力強い産業づくり
訪問先 : 城原井路発電所
訪問日 : 平成22年4月13日

 竹田市大字米納に、今月6日に竣工した小水力発電施設「城原井路発電所」を訪ねました。
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 城原井路発電所は、県土地改良事業団体連合会が事業主体となり整備したもので、井路に平行して長さ約80m、直径500mmの塩ビ管を埋設し、約8mの高低差を活用して発電する仕組みになっています。
 最大出力は25kW(36世帯分の電力量に相当)で、発生電力は近くの農業用ハウスの暖房や発電施設の保安灯に使用し、余剰電力は九電に売電する計画です。事業費は全額国費で約5,000万円、施設の管理は城原井路改良区があたることとなっています。
 出力100kW以下の「マイクロ水力発電施設」の設置は、県内はもとより九州でも初の試みで、二酸化炭素の削減や農業生産コストの軽減だけでなく、クリーンエネルギーの利活用のPRや地域の活性化にも繋がることが期待されています。
 城原井路は、農業や地域の振興をはじめ自然・景観・文化など国土・農村環境の保全形成に優れ、地域によって適切に守られている疏水として、平成17年に全国疏水百選に選ばれています。
 
 訪問当日は、城原井路土地改良区の本田理事長に施設の概要説明・案内をしていただきました。
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by chijiphoto | 2010-04-13 17:59 | 県政ふれあいトーク

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